オーストラリアワーキングホリデーBlog -nanairo-note-
2022年、思い切って会社を辞めてみた
たぶん、最初は私もまっすぐな道を進もうとしていたはず。
周りと同じように、本選考が始まる前の年の夏頃からインターンシップに参加し始めて、
就活が正式に解禁になる3月から本選考に取り組み、6月に内定をもらった会社に4月に入社しました。
でも、やっぱり違うと思って、何も次が決まってないまま思い切って8月末に退職願を提出しました。
自分の中で辞めるパターンは3個くらいあったけど、その中で一番早い時期に退職。
その決断をした日から4ヶ月が経った今、一ミリも後悔してないしお金はなくても辞めてからの人生が幸せやったから、あの時の思い切った自分に感謝してます。
たぶん退職経験者とか今辞めようか悩んでいる人には共感してもらえるかもしれないけど、結構思い切るくらいじゃないと会社は辞められません。笑
だから、あの時自分に度胸があってよかったとほんまに思う。あ、でも、強いて言うならボーナスはちょっと経験してみたかったかな。
ちょっと遡って、就活生の時代の話
2020年は、3月末にコロナでオーストラリアから強制帰国になって、その後8月くらいまでの私はほぼ廃人。
そんな中で、就活の第一段階の夏のインターンが始まってしまって、いくつか参加しても正直何にも興味が湧きませんでした。
インターンのグループ面接の時とか、就活に気持ちが入っていないからか、自分がそういう気質の人間だからか、
みんなで黒のリクルートスーツを着て、嘘か本当か分からない学生時代の話をしてアピール合戦をする就活が気持ち悪い、って感じてしまって、
それからしばらくの間就活を避けていると、気づいたら年も明けて本選考の準備の期間に入っていました。
その時期でもまだオーストラリアへの未練が強すぎて、”就活を本気で頑張った過去の自分に情が湧いて、会社を辞められないままオーストラリアを諦めることになるのは嫌だ”っていうことで、
「働き始めても情を沸かせない」っていう絶対に表に出せない裏の軸で、よく言う ”とりあえず3年” を程よく楽しみながらこなせそうな企業を自分なりに選んで本選考に臨みました。
まあ、そんな捻くれた就活をしたがために、案の定、入社してから毎日が色んな葛藤で苦痛でした。笑
会社員になれなかった会社員の話
私は0か100の人間で、’ただそれとなくこなせばいい’みたいなことが苦手すぎて、それが会社に入ってからの一番の苦痛でした。
まだまだ昭和の雰囲気が残る不動産会社の事務所だったので、始業時間の1分前から小鳥が鳴き始め、みんなでラジオ体操。
これがしんどい。
何も考えず適当にこなすのが正解なのは分かっているのに、ラジオ体操をする意味は何かとか、誰も必要ないと言わないのかとか、ラジオ体操が未だにある実態が意味することとか、毎朝毎ラジオ体操思っているときつかった。
あとやっぱりスーツがだめ。着たくないものを週5で身につけるのは無理だった。
ポリエステル素材のブラウスに、ギリギリセーフくらいのカジュアルスーツを頑張って着ていたけど、着ているというか着せられている気がして何だか苦しかったです。
ブラウスを着ていられなくなって、白のTシャツで会社に行き始めると、営業なんだから人からの目を考えなさいと言われ、仕事内容のキツさもあるけど、人の目を気にし続ける営業(?そもそも会社員?)はできないと感じました。
最後に仕事のことでいうと、効率性や必要性がないと感じる作業をこなそうとすることが私にはできませんでした。
目的もゴールも見えないまま、ただただ進むことを求められても、何のためなのか何をしているのか疑問ばかり浮かんで一歩も進めなかった。
誰かを悪くは書きたくないから、会社のことはこの辺にしておくけど、
ただスーツを着ればいい、ラジオ体操をすればいい、言われたことをすればいい。それが私にはできなかっただけ。
普通の人からしたら簡単なことができない自分と、違うと思うことに時間とエネルギーを費やしていることが嫌になって、社会や会社に病まされる前に辞めようと思って退職を申し出ました。
突然すぎますが、、それでは聴いてください、back numberで「ベルベットの詩」。
これ聴きながら会社に向かってたけど、強がりでも病んではないと言い張りたい。自分のままで生きさせてくれと思ってただけ。笑
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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